【日記】3日目 自分の欲しい物を知ろう②
ライフリストの力
パパは、今日も君たちの事を、最高に愛しているよ。
忘れないでほしいんだ。
もし君が、この世の中にいる人たちから否定されても、
もし君が、この世の中たった一人だって孤独を感じても、
パパは、この世で最後の一人になっても、
君の事を信じているよ。君の事を応援してるよ。
君を一人にはしないよ。だから、勇気を持って夢を持ってほしい。
さて、昨日のゲームはどうだったかな?パパに勝てたかな?
もし、勝てなくたっていい。勝てるまで続ければ、必ず勝てる日が来るから。
失敗は終わりじゃないんだ、始まりなんだよ。
今日は、どうしてパパがこのゲームを君としたかったかを教える約束だったね。
これはね、「ライフリスト」って言うんだ。
そう、人生において達成したいと思えることをすべて書き出してみるんだ。行ってみたい場所とか、やってみたいこととか、実現したい夢とか、やってみたい職業とかだね。
とにかく、一度だけの人生なんだから、死ぬまでにやっておきたいことは、できるできないを考えずに、どんどん書いていくんだよ。
どうだい?もし、このリストを作る前に「やりたいことがわからない。」って思っていたら、本当にやりたいことはなかったかい?パパにゲームに勝ったな、少なくても60個は、やりたいことがあったね。
じゃあ、もし、このライフリストの事が、すべてうまく行くって約束されていたら、どんな気持ちかな?
今もし、「そんなの無理・・・」って思ったなら、それはパパの質問の答えじゃないよ。
もう一度聞くよ「もし、このライフリストの事が、すべてうまく行くって約束されていたら、どんな気持ちかな?」うれしい?うれしくない?
うれしいよね!パパもうれしいよ!
でも、これはね「できたらいいなリスト」じゃないんだ、「できることが決まってるリスト」なんだよ。
ちょっとまってね。今、心のなかでめばえた「そんな・・・」って気持ちは抑えて、聞いてほしい。
人生で絶対にそうなるって約束されていることはたった一つなんだ。わかるかい?
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それはね、「いつかは死ぬ」ということなんだ。それ以外のことは何一つ約束されていないんだよ。
つまり、このリストの事が、絶対に手に入れられないとは言い切れないだろ?じゃあ、方法は必ずあるってことなんだよ。
それを見つけられる人は、「絶対できる!」と信じて行動を続ける人なんだ。
大人になればなるほど、自分のやりたかったことを、冷静に分析したと言って分かったつもりになるんだ。そうして、行動をすることもなく、頭の中でくりかえし消極的な考えに支配されてしまうんだ。
そうやって、自分でできる確率を下げてしまっているんだよ。
君はこうも思うかもしれない「将来のやりたいことが一つにきっちり決まらないから、先に進めない」ってね。
それはね、普通のことなんだよ。さっきのリストを見るように、誰だってやりたいことって一つじゃないんだ。
やりたいことがいっぱいあるのに、みんな「一つに決めなかきゃいけない」って、無意識のうちに決めてしまっているんだ。
卒業を前に、学校から社会に押し出される前だって理由で、その変に転がっている一つの職業を選んで、それが将来の夢だって言い始めるんだ。
そして、周りも「地に足をつけろ」とか、「やりたいことを見つけろ」とか言って、無理やり一つに決めさせようとするんだ。
違うんだ。たった一度しかない、大切な大切な人生なんだ。
みんな、一人ひとり違うのに、誰かと同じように生きようとして苦しまないでほしい。
将来やりたいことを一つに決めるって言うのは、「誰と同じ生き方をするか?」
を選んでるのと同じなんだ。
きっと、今日君が書いた60個のすべてが同じ人間は、この世に誰一人していないんだ。このリストを目標にして生きられるの、世界でたった一人、君だけなんだ。
それは、君が自分にしかできない人生を送ろうと決めて生きることになるんだよ。
そう決めたとき、人は初めて生き生きとして、本当の力を発揮できるんだ。
でもね、世の中の多くの人、学校の先生ですら、「早めに職業を一つに絞ることが子供の将来にとっていいことだ」って思ってしまってるんだ。
でも、人生において大きな成功を収める人は、早いうちから一つの方向を進むことを決めた人よりも、自分の中にあるやりたいことすべてを実現しようと人の方が、たくさんいるんだ。
だから、今やりたいことが決まっている人よりも、やりたいことがたくさんありすぎて迷っている人が将来成功するんだ。
君なら、今日書いたことは必ずすべて実現できると、パパは信じているからね。
でもね、実はこのリストだけではうまく行かないんだ。だから、明日はこのリストを「次から次へと実現させるための、もう一つの方法」を教えるね。
じゃあ、また明日。